読んだよ。 - High and dry(はつ恋)

2010/05/09 Sun

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High and dry(はつ恋) よしもと ばなな・著

 内容紹介 
14歳の秋。生まれて初めての恋。相手は20代後半の絵の先生。
ちょっとずつ、ちょっとずつ心の距離を縮めながら仲良くなっていくふたりに、
やがて訪れる小さな奇蹟とは……。
毎日を生きる私たちに、ひととき魔法をかけてくれる、美しい魂の物語。
かわいらしいイラスト満載で、心がぽかぽか温まる宝石のような一冊です。

* * * * * * * * * * *

かわいい表紙に惹かれた。
タイトルもかわいいし、よしもとばなな先生の作品好きだし。

主人公の夕子は14歳。
森ガールだと思う。
ファッションのカテゴリーになっているけれど、
しかも夕子にそういう趣味があるかどうかは分からないけど。
ハイヒールや肌の露出とか飾り物とかを毛嫌いするような。
「ただ、君を愛してる」の里中静流のような。

ともすると立ち止まれないかもしれないような、
細微な心情の変遷。
想像力を刺激するような情景の描写。
やさしさ・希望・さわやか・奇跡・影響・成長。
大切なこと、守らなきゃいけないものを淘汰していく力。
心の琴線に触れるような表現がそこかしこに。

微妙で些細なものを伝えるときほど、
回り道した言い方をしなきゃいけない。
そうしなければ伝わらないんだ。

はつ恋で大きな物を得られた14歳。
+10歳のような精神。
頭が下がります。
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東野圭吾著作 5連覇!その5「手紙」

2010/03/22 Mon

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これは確か、殺人を犯してしまった兄を持つ弟のお話。
なんか、現実的・リアルなんだよね。
世間的に、"強盗殺人犯の弟"というレッテルが色んな場面で邪魔をするさまが。
綺麗ごとではすまされない感じが。


「差別はあって当然」という社長の言葉が今も胸に残っている。


獄中の兄から月に一回送られてくる手紙。
それがことごとく、弟の運命を翻弄する。
初めは、獄中の兄と月一の文通を通して成長していくという、
よくあるハッピーエンド的な内容かなと思った。
でも実際にこういう運命を背負ってしまったなら、
同じような決断をしただろうか。

もしくは、自分も似非犯罪者な感じになってしまって、
引きこもったりして、社会的に隔絶した人生を歩んでしまうのだろうか。

(今BGMに、いきものがかりに「YELL」が流れていて、
 執筆(?)に脚色してくれているわw)

事実は変えられないことにもがき苦しみ、
その結果、弟の取る行動は兄との決別。

あたしは兄弟と会うのは年に一回あればいい方なんだけど、
それでも仲が良い方だと思っていて、
決別なんて考えられない。
ま、強盗殺人が現実的に考えられないから、
そうなっちゃうのも当然なんだけど。
あってほしく無い。
あー、なんか、不謹慎だ。

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東野圭吾著作 5連覇!その4「容疑者Xの献身」

2010/02/25 Thu

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これは有名ですよね。
読んだのが結構前で、記憶が曖昧なのがイタイ。。。

率直な感想を言うと、
罪を被る為に他の殺人を犯してしまうわけだけど、
そこまで一女性に執着するのかと思うと、
気持ち悪いですね・・・。
愛する妻とか、信頼関係のある相手ならまだしも、
ただ密かに片思いをしている相手に対して、
そこまで献身的だなんて、
自分だったらと思うと、
かなりゾッとします。。。
そして迷惑ですね。。。
逆に、親類が男性側だとして、
片思い相手の罪を被って殺人を犯したなんて聞いたら、
どうかしてると思うよ。
親戚なくすよ。

最後にはその献身に心打たれて(?)、
女性も出頭してしまうんだけど、
まあ、その気持ちは分からないでもないな。
他人に罪を被らせたまま、
自分はストーカー被害に遭っていただけで、
何も無かったかのように過ごして行くなんてできない。
できないよなー。
困るなー。
勝手にされたことではあるけど、
それを「勝手にされたこと」として片づけられないなんて。

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東野圭吾著作 5連覇!その3「流星の絆」

2010/01/08 Fri

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

PCの調子がおかしい。
シャットダウンはできないし、
IEも途中で勝手に閉じられる。
さっきも、この文章をいっぱい打ったのに、
勝手に閉じられて、全部失った。
悔しい!
負けず嫌いなあたしは、もう打ってやりたくなる。
また打ってて消されたら意気消沈もいいところだもん。


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なんて書いたのか忘れちゃった。
とにかく、覚えている範囲で。

このお話も「殺人の門」と同じように、こどもの頃から大人になるまでのお話。
両親を殺害されて天涯孤独になった兄妹3人が、
大人になって詐欺行為を働いている。
いくら両親を殺害されたとはいえ、
詐欺を正当化するところは賛成できない。
自分たちが詐欺に遭い、その仕返しとしてその相手から奪い返すなら、まだ分かる。
けど、全然関係の無い人から回収するという理不尽なやり方が汚い。
そりゃあ、長く生きていれば詐欺にだって遭うよ。
あまりに理不尽で面白くないことだってあるよ。
どうしても許せないことがあって、
何か不幸なことが起こればいいのにって思うこともある。
真面目に生きている自分が馬鹿に見えてしまうことも多々ある。
あたしが遭った詐欺加害者は未だに捕まっていない。
だけど、自分が同じ手口に手を染めてしまったら、
同類だよね。
そこに何がある?

結局は、引っかけ役の妹が引っかけ相手に惚れてしまう。
という誤算が起こる。
しかも、両親を殺害した容疑者(兄妹の中で)の息子。
息子って分かってて近づいたんだっけな?
それとも、近づいたらたまたま息子で、
ちょうどいいやってなったんだっけか?
どっちにせよ、またまたここでも正当化よね。
まあ、お互い惹かれ合ってしまっているわけ。

それよりもびっくりしたのは、
息子は父親が容疑者だと思っていることに気づき、
それなのに協力するようになる。
挙句の果てに、詐欺集団の兄妹に加わりたいと志願する。
頭おかしいんじゃない?って思った。
と言っても一緒に詐欺をしたいというわけじゃなくて、
その絆の強さに感動してしまうわけ。
騙されて買ってしまうはずだった偽物の宝石を買う。
そのお金で被害者へ返済すると約束させ。。。
どこまでいい人なんだよ。
ここまで来るとやり過ぎな感じがする。
最後の方、読んでいて辛かった。
自分を騙すために偽名を使って演技をして近づいた女性を、
プロポーズという形で許してしまうなんて。
ただ許すだけならいいんだけど、
兄妹に加わりたいなんて、なんて奇想天外。

なんでだろう?
いつも結末が不完全燃焼。
でも、また読みたくなるんだろうな。

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東野圭吾著作 5連覇!その2「殺人の門」

2009/12/18 Fri

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主人公と友人の腐れ縁ってやつね。
友人がチクチクいやがらせをしてくる。
子供のいやがらせだと見くびってはいけない。
家族ごと不幸になるように仕組まれていたとしたら・・・?
しかも、自分がやったってばれないように手回しして。
でも、ばれてしまうのね。
そのばれ方がまた、友人の怨念を感じてしまって複雑。
奥底から不幸になって欲しいと思われているのを、
間接的に知るのって・・・。

で、毒殺に興味のあった主人公は、
試してみたいって思うわけね。
自分を不幸に陥れようとしたことを知り、殺意を持つ。
でも、ここぞって時になって殺意が消えてしまう。
なんだよーって思った。
ここで殺さなかったおかげで、
今後また大きな企みが展開されるとは気付かずに。。。

友人の不幸に陥れる、その手段に圧巻。
よくもそんな裏の方にまで手を回して・・・って思う。
友人が介入していなさそうなことまでも、
全て計算づくされた罠だとは、
本人は気付かないよ、そりゃあ。
子供の頃から頭がいいんでしょうね。
回りまわって不幸になるように仕組んでいる、その巧妙さ。

陥れと殺意の繰り返しと聞くと、
同じような出来事の繰り返しのように思うかも知れないけど、
まるで違う。
だらだらなんてしていないし、
読んでいてすらすら進む。

登場人物は子供の頃から大人になって、
結婚するまでの腐れ縁なわけなんだけど、
あれよあれよという間に成長していたという印象。

でもやっぱり最後の方は、それは彼の企みだって薄々感じてしまった。
それに気付かない主人公に、ちょっとイライラした。

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